毒舌メイド 【完】




「…………水城?」


「はい。悠馬様」


〝悠馬様〟……? うわ、ゾワッときた!


あのクイーンが……俺の、メイド?


ニヤリ。俺の口角が上がるのが分かる。


「学校の〝毒舌クイーン〟が、俺のメイドって言いふらそうかな?」


回答。


「どうぞ、ご勝手に。バカの言う事なんて、誰も信じませんから」


は? バカ?


おい、仮にも俺は主人だぞっ?



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