*あおいきといき*
『おいっ!
今それ関係ないだろ。
でもそれで本当に
落とせるのか?』


『なんだよ晴斗~。
関係ないとか言いつつ
気になってんじゃねえか!』


『そ…そそんなんじゃねえよ!全然気になってなんかねえかんな!!』


『いやいや、そんな吃って
言われても説得力ないし!』


カリカリカリカリ…


『瞬太!なに言ってんの?
晴斗がそんなくだらない物
気にするわけないじゃん!

それに瞬太はそんなん読んでもモテモテになる事はないよ。』


イライラ…
ものすごくイライラ!!

なんなのこの3人は!
さっきから
高橋君と山中さんは本を
眺めてるだけで
書き写そうともせず
あーでもない、
こーでもないって
言い合ってるだけ。

富口君に関してはもうどうでもいい…。




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