牙龍 私を助けた不良 上
故に、言葉は鳴り響く




少女は足掻き、記憶と思いが交差するのは宿命か。

ここまでお読みくださった読者様、または全部すっ飛ばしてこちらを見ている読者様、牙龍を手に取っていただきありがとうございます。


こんにちは、梨瑠亜です。

受験やテストで二年も掛かりましたが、無事に『牙龍 私を助けた不良』をラストスパートに向けた一段落がつきました。


ここに至るまでに、意識していたのは『友愛と恋愛』です。他の小説に比べると、牙龍はあまり恋愛要素がありません。というか、削っています。


理由というのは、私が恋とはどんなものなんだろう、と悩んでいるからです。

主人公のように、誰かを好きだと思う気持ちには、多分いろんな種類の好きがあると思います。それが憧れなのか、会いにいきたいと思うものか、友情に近いものかは、本人でもわからないときがあります。

牙龍は、そんなことも考えながら書いています。

現実には有り得ないような設定の物語であっても、登場人物の喜怒哀楽は、現実6・想像4になるようにしてます。


誰か一人でも、同感できる感情を持ったキャラができれば幸いです。



──余談はここまでにして、次は牙龍の最終話までの予告です。



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