牙龍 私を助けた不良 上




「失礼します」


「あら、緋姫さんじゃないの」



保健室に入ると、あの先生がいた。どうやら名前を覚えてくれたらしい。


寝させて貰っていいかと聞くと、すんなりどうぞと言われたのでそのまま奥のベッドに行く。


ミライを枕元に下ろして、カバンをベッドの下に置く。ヘッドフォンを取りiPodを止めと、ミライを起こさないようにベッドに転んだ。




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