未来姫×新撰組

私に、幸せなんか訪れない…

きっと、また捨てられるんだ…

だったら、自分で、出て行った方がマシだ…

外に出ようとすると…
「どこに行くんですか?」

門の見張りをやってる人に
声をかけられた…

「散歩です。許可はとってあります」

適当に返事をした


「そうですか。夜になるまえに帰ってきて下さいね。
夜は、物騒なので…」

「……はい…」

嘘をつく…
だって、もう帰ってこないから…












< 28 / 87 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop