Once Summer Love~1ヶ月だけのmy lover~
「……天音、本当にそれでいいのか?」
お父さんがあたしに再確認をする。
不思議なくらい、あたしには迷いがなかった。
「うん、これでいいよ。」
お父さんは顔を歪め、お母さんは泣きじゃくっている。
担当医はそんなあたしと親を交互に見ている。
「……分かりました。ですが天音さん、薬を毎日服用して、発作が起きたら入院してもらいます。いいですね?」
「はい。」
そう言って、あたしたち家族は病院から出た。