Once Summer Love~1ヶ月だけのmy lover~
そして、教室にあたしたち以外誰もいなくなった頃、秋山が口を開いた。
「俺さ、ずっと志村のことが好きだったんだ。だから……俺と付き合ってください!!」
あたしは耳を疑った。
告白されたことなんてなくて、頭がついていかなかった。
「あたしの……どこが好きなの?」
「分かんない……。でも気付いたら好きになってた。もちろん恋愛感情で。」
この目……本気だ。