Once Summer Love~1ヶ月だけのmy lover~
「分かった分かった。冬雅ね?だからそんなに落ち込まないでよ。」
そう言うと、冬雅はパアッと明るくなった。
「やった!!」
満面の笑顔で喜んでいる冬雅を見て、自然と口角が上がった。
どうしてだろう。
冬雅が笑っているとあたしも嬉しいし、落ち込んでいるとあたしも悲しい。
どうして……?
あぁ……そっか。
あたしが冬雅のこと好きだからなんだ……。