Once Summer Love~1ヶ月だけのmy lover~
「天音っ!?天音っ!!」
……お母さん……?
そんなに慌ててどうしたの……?
あれ……なんか目の前が……真っ暗……。
あたし……このまま死ぬの……?
別に死ぬのは怖くない。
遅かれ早かれ、いつかは絶対にたどる運命なのだから…。
でも、せめて……。
せめて…、最期に冬雅に会いたかったな……。
あたしはこのまま、意識を手放した。
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