Maria ~私の心を貴方に捧ぐ~
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カフェの中から外を見ていると、彼氏彼女をを待っている人、友達を待っている人、いろんな人がいる。


みんな幸せそう。


そうだよね、今日はクリスマスイヴだもんね。



『悪ぃ、遅れた』

「いいよ、気にしてない」



若干息を切らしながら隣に座る京ちゃん。



「何か飲み物買ってきたら?」

『ん~…いいや、そんなに長くいねぇだろ?』

「それもそうだね」



クリスマスイヴに私に付き合ってくれるってことは、今は彼女いないのかな?


お互いそういう話をすることがないから、よくそのへんの事情が分からない。


彼女以外の女の人といるのは何度か目撃してるけど…。






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