愛を知った時
私は、ソファーにペタンと座り込んで放心状態になった。
―――ガラガラガラガラ
香が運ばれて行く。
私はすぐに駆けより
「香…頑張ったね」
そう言った。
そこには、呼吸器を付け、体から管が沢山出ている香の姿が有った。
ああ~~~なんて事……
私はご両親と共に、香の病室に向かった。
「結花ちゃん、大丈夫だから休んで…」
お母さんが気を使ってくれる。
「大丈夫です。香のそばに居させて下さい」
「……無理しないでね」
そう言って椅子に腰掛けた。