愛を知った時
「……こう」
結花は目をまん丸くして驚いた後、その大きな目から涙を滲ませていた。
ポロポロ泣き出してしまう。
何で泣くの?
悲しまないで……
「な……か…ない…で……」
「香、しゃべっちゃだめ!!」
結花はハッとした顔で
「ご両親に連絡しないとね!!!」
そう言って出て行こうとした。
「いか……ない…で」
俺から離れて欲しくない。。
もう離したくない。。。
「…分かった。」
結花は俺の顔を撫でながら言った。
「香…愛してる……」
小さく俺は頷いた。