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『私は、魅里に甘えてばっかだたのかな？』って・・・




どうしよう、どうしよう・・・魅里に謝りたいのにどう伝えればいいの？

私は焦って手が震える。

『急がなくてもいい・・・』

さっきの電話の彼がいってくれた言葉が心にしみる。

　また、過去の思い出がよみがえる。
「ねぇ、魅里。卒業記念にと思って手紙とブレスレット出しといたよ。」
「卒業記念に手紙って聞いたことにないよ！でも読んどくね。」
こんな過去の思い出思い出したって悲しくなるだけなのに。
自分の弱さに涙がでる。


卒業記念に手紙・・・手紙だ！魅里に手紙を送るんだ！
彼がいってたように自分の気持ちを伝えればいいんだ！
まだ魅里は引っ越していないはず！

「大切な一番の親友の魅里へ。
魅里・・・ごめんね。私あんなこといったけど心の底から思っていった言葉じゃないの。

そして今私が一番心の底から伝えたいのは魅里、今までありがとう。向こうの学校でも
頑張ってね！
七瀬有美より。」

こんな短い手紙だけど、読んで下さい。

魅里・・・ごめんね。
そしてさっきの電話の彼も励ましてくれてありがとう。