吸血男子

二人の距離ちゃん

「おいおい、お前ら。席着け」



「俺の席どこだっけ~?」

「お前の席昨日ぶっ壊したじゃん」

「あぁ…」





 なんていう会話!!!





「じゃあ黒川は後ろの方でいいか?」

「はい」

「んー…とじゃああの窓のとこ」




 先生が指をさしたところは一番端っこでその隣には机に突っ伏して寝てる男の子がいる。




「隣は中村だ」

「はい」




 席に向かって歩く途中、たくさんのゴミや落書きがあった。




「…うわぁ…綺麗な髪」



 隣の中村君と言う男の子は綺麗な茶髪ですごく足が長い。





「お前ら~、黒川はいじりすぎないようにな!!」


 そう言って先生は出ていった。







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