100万本のチューリップ(短編)
夢の中へ
電車の中は嫌というほど静かだった。

2人の間に会話は無かった。


(…眠い…。)


淳は電車に乗ると急に睡魔に襲われた。

睡眠薬でも飲まされたような、急激な眠気。


(…あまり寝てないからなぁ…でも…寝たくないんだ…。)


淳は睡魔と戦う間も無く、意識を失うかのように眠りに落ちてしまった。


『淳?…淳!!』


もう和也の声は
彼の耳に届いていない。

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