桜の木の下で -2-
松田くんの姿を探していると、松田くんは亮くんと壁にもたれて座っていた。
わたしは二人の前にしゃがみ、ボトルとタオルを差し出した。
「はい、お疲れ様!」
「サンキュー」
「ありがとう」
「二人とも仲良いんだね?」
そう?と二人ともタオルで顔を拭きながらお互いを見た。
「まぁ、颯人とはずっとライバルやったからなー」
「一緒に練習ってなんか違和感を感じる」
「せやな!一緒に練習とか考えられんかったわ」
「へぇー…」
さすが二人とも全国大会の常連なだけある。本当に桜岡はレベルが高い…