桜の木の下で -2-




「楽しいことあった?」



「ん?どうして?」



「なんか、楽しそうだから」



「んー…あったと言えばあるかなー?」



最近はいつも悠太と他愛ない話をして帰っている。この時間が一日の中で一番の楽しみ。



「何があったの?」



「んーそうだなー…ってどうしてそんなに聞きたがるの?」



わたしの日常を聞いて楽しいのかな?



すると先輩は急に悲しそうな表情をした。



「優希ちゃんの“楽しい”を共有したいの。…ダメ?」



「う……っ」



わたしがその顔に弱いこと知っててするんだもん…卑怯だよ悠太…



「もうっ!確信犯めっ!」



わたしは勢いよく悠太の腕にしがみついた。



「うわっ!」



悠太はよろめくも、しっかりとわたしを支えてくれた。



こんなに幸せでいいのだろうか……



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