いつかはお兄ちゃんと、バージンロードを歩きたくて・・・
「楓花ちゃん・・・」


桝田は楓花に目を向けた。


俯いたまま何も言わない楓花、
そんな楓花の肩に桝田はそっと触れると、
楓花は一瞬ビクッと体を震わせた。



「楓花ちゃん・・・」


「・・・・・」


楓花はギュッと目をつむった。


「帰ろう。」


「えっ!?」


楓花は桝田の顔を見上げた。


「家に帰ろう。」


桝田さん・・・


桝田は穏やかな表情で楓花を見ていた。


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