解けない方程式なんて作らないで(仮)
「…美…遊美!」


ん…


「遊美…お前さっさと来い!!」


はっ!!


「いって」


「いってぢゃねーよ、お前がおせーんだろ?」


頭を叩かれた。


今個票を渡してて永太先生が呼んでたみたい。


個票とはテストの点数と平均が乗ってる紙。


落としたりなんかしたらメッチャ恥ずかしい。


頭よくないし… 


でもテスト期間は優愛や先生と勉強をした...ハズ。


1日目だってあの後先生にメッチャみっちり教えられたんだから...


さてと、合計出すか。


・・・え。


「お前何点だったー??」


う...でも颯真だしいっかな?


でも...この点数は...


「秘密ー」


「なんでだよー教えろってー俺のも見せるから」


だってコイツの見ても何も面白くないもん。



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