レンアイ指導室~甘々な指導~【完】
* * *
「ちょっと、未良? 大丈夫!?」
「大丈夫じゃないよ……」
私はさっきからビリばっかり。
どうしよ……。
もし、MVPの人が本多君以外だったら……。
それに、MVPが女の子だったら、本多君は他の女の子としちゃう……んだよね。
やだよ、そんなの。
わがままかもしれないけど、本多君と誰かがキスするなんて……。
考えたくない……。
――すると、ワーッと校庭から声が聞こえてきた。
目線を動かすと、一番にゴールテープを切った本多君の姿が目に入った。
「今のところ、MVPは本多が候補……かな」
本多君……。
私……、やっぱり、本多君がいい。
たとえ、本多君が私のことをどうでもいいとしても。
やっぱり、わがまま……かな?
「ちょっと、未良? 大丈夫!?」
「大丈夫じゃないよ……」
私はさっきからビリばっかり。
どうしよ……。
もし、MVPの人が本多君以外だったら……。
それに、MVPが女の子だったら、本多君は他の女の子としちゃう……んだよね。
やだよ、そんなの。
わがままかもしれないけど、本多君と誰かがキスするなんて……。
考えたくない……。
――すると、ワーッと校庭から声が聞こえてきた。
目線を動かすと、一番にゴールテープを切った本多君の姿が目に入った。
「今のところ、MVPは本多が候補……かな」
本多君……。
私……、やっぱり、本多君がいい。
たとえ、本多君が私のことをどうでもいいとしても。
やっぱり、わがまま……かな?