恋の小説短編集☆
卒業式



最後くらい、好きな人と一緒に卒業・・・したかったな。



どんどん、名前が呼ばれていく。

ぐっと胸を張ってる子。

泣いてる子。


あたしは学年で一番最後。

実はあたし次に、・・・好きな人が・・・呼ばれる・・はずだったんだ。




あたしの、次に先生がありえない名前を出した。



それは、あたしの好きな人。

大大大好きな人。


弘喜。


弘喜・・・・・・!!!


帰ってきてくれてありがとう!!




ん?


弘喜が何か言ってる。
(口パク)


だ・い・す・き




――END--
< 22 / 23 >

この作品をシェア

pagetop