マイハニー
部屋に入ると、スウェットを履きなおして
ベッドに腰掛けたお兄ちゃんがいた。
テレビは消されている。
隣に座るように促された。


「ノックぐらいしろよな・・・」

「電気・・・つけたまま、寝ちゃってるかと思って」

「ま、いいけど」

「ごめんなさい・・・」

「母ちゃんにオナニー見られるっていうのはよく聞くけど
妹に見られるって・・・ダセーな・・・」

「・・・」

「・・・サヤのせいだぞ?」

「え?」

「・・・胸とか触らせるから」

「・・・」

「あーゆーことされると・・・ヤバいよ・・・」

「ごめん・・・」


隣に座っていたお兄ちゃんが、
私の後ろに回り背中から抱きしめてきた。
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