学舎ハーレム
幸大は鍵の束を取り出した。


「これ、皆に一つずつ。」

幸大が鍵の束から一つずつ外して渡していく。

「秘密基地の鍵だ。

空き教室は鍵を勝手に取り換えたから学園が所持してる鍵じゃ開かない。


それから、壁から入る隠し部屋は鍵を持って近づくと開くようになってる。

だいたい10㎝くらいまでが鍵のセンサーの有効範囲だ。


その鍵はなくすなよ?」

「秘密基地って何のこと?」

瑠璃が言う。

「ああ、瑠璃は知らないのか。

じゃ、案内してやるよ。」


「俺たちも行く。

お前のことだからこの前よりもパワーアップしてるんだろ?」


「まぁな。」





秘密基地


「ただの壁だと思ってたわ…」

「あ、一応皆にも地図を渡しとく。」

幸大が校舎の見取り図を渡す。

「そこの赤丸が秘密基地だ。


秘密基地は好きに使ってくれて構わないが、食料や水を使った場合はこのパネルを押して、

消費、次に飲み物、食料を選択して消費した物を選んでくれ。」

幸大はパネルにタッチする。

「食料とかが減った時に補充する必要があるから必ずな。」


「幸大さん、この電話は?」

夕日が言う。

「それは内線だ。

秘密基地の全てに繋がってる。

それから、このAと書いてあるのは内線が全ての秘密基地に繋がる。


ま、説明はこんなもんだ。」
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