優秀な専属執事と優しいお嬢様
礼装に着替えるため反対を向いていて零人は前に会いに来ていた時も執務服だったので執事の仕事以外の服装を見るのは初めてだった。
「柚香お嬢様着替えが終わりましたけどスーツなんて大学以来だからなんか着慣れていないので手間がかかりましたがどうですか?
本当にわざわざ山中さんや百合様までかかりきりでデザインしていたそうですが私に似合うのかわかりませんが似合いますか?」
『ナイス山中お母様零人さんハリウッドスター顔負けのイケメンレベルだから零人さんの普段着ってあまり着ないけどこういうの着ないの?』
「私は一介の使用人であり執事の職務をまっとうするためにもラフな服装を着用するのも職務の本分なのですから私はラフなものが好きです。
柚香様もとてもよくお似合いですから私は百合様や山中さんに感謝しないといけませんしさあそろそろパーティーの時間ですよ。
エスコートさせてください私のリトルプリンセス昔はよくこうやって社交界ごっこと称して遊んでいましたけど今やると照れ臭いですね」
そういってクスクスと笑いながら手を差し出して腕を組みながらパーティーホールに向かいながら会場に行きながら二人の時間を過ごしていた。


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