優秀な専属執事と優しいお嬢様
一方零人は本を読みながら柚香と離れて生活をして一からやり直すためにもきっと苦しくて辛いレベルの執事修業が待っている。
昔から柚香と一緒にいたくて人が楽しそうにカラオケやゲームセンターへ行くのも我慢してずっと勉強ばかりの生活を送っていた。
それもすべて祖父との約束があるからもし最上級SレベルかAレベルの執事にならなければ会社を継ぐようにいわれていてそれは嫌だった。
父や母がいない今肉親が彼だけでも今の自分を好きになっていける柚香と別れるなんてそんなのは認めたくなくて辛かった。
何のために頑張ってきたのかそれはすべて彼女との未来のため自分の夢のため祖父とのことだってそれを盾に逃げていたので向き合っている。
二年間でもし夢が叶わなければきっと連れ戻されるのは目に見えている何でいつまでも固執するのは身内への情愛なのかもしれない。


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