優秀な専属執事と優しいお嬢様
二人の関係と見習い卒業間近

二人の恋の先には

二人がまた付き合うようになり公にはしてないものの亮二には了承を得たいという零人たっての希望で現在三人向き合っていた。
「部屋は別々・外部のデートは門限を守ること・あまり公には口外しないこと・あとは柚香零にあまり頼りすぎない・零は無理をしないならいい。
君たちはまだ若いから今は幸せかもしれないが零人おまえは柚香をどんなことからでも守り抜けるそんな男になれる覚悟はあるか?」
「先のことは予知できませんからそれでもこの屋敷で働いている以上柚香様を守ると心に決めていなければ何年も一緒にいません」
「先のことはわからないが柚香を幸せにするなら君くらいしかこんなにいつも失敗ばかりの柚香を見捨てない人はいないかもしれないな」
そしてこの話をしてから柚香と零人にお祝いをかねて大量の花束を送られて零人が置き場を探すのはまた一苦労だったようだ。


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