♂ vs ♀ ~続・男女寮戦争~《完》
「瀬戸っ…」

制服のボタンが外されていく。

恥ずかしくて、消えてしまいそうだ。



「やっ…」

瀬戸内に、直接触られたわけじゃない。

肌の上を動いていくタオルのくすっぐったい感触に、体がビクッと反応する。



「…嫌?」

耳元で、彼が低くささやく。

肩から滑り落ちそうなシャツを、あたしはギュッと押さえた。
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