NUDE〜彼女の心〜

「だって!いっつも『おまえ』とかなのに。
今まで1度だって名前で呼んでくれたことなんてなかったじゃないっ!

それなのにいきなり、しかもこんなちょっと弱ってる時に名前呼ぶなんて…」


ちょっと口を尖らせ、拗ねた風にそうもらす彼女があまりに可愛くて…。


彼女のわけのわからなさにちょっと感じてたイライラなんか…ふっとんだ。


やべぇ…。
顔がニヤけちまう…。


しかも何かお互い照れてしまって。
顔がまともに見れないし…。


仕切り直そうと、咳払いをひとつこぼしたら余計わざとらしく聞こえてしまって慌てて話題を探した。


「名前…で呼んでほしいならそう言えよ…」
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