あたしはモデル。②(修正版)



「そんな…

涼子さんのせいじゃないです!」



慌ててベッドから起き上がると、部屋のドアが静かに開いた。




「あ、桜起きたのか?


ほら、タオル。…寝ながら泣いてたから、少し腫れてる。目に当てとけ」



手渡されたのはホットタオルだった。



「ありがとう…」


寝ながら泣いていたなんて…


タオルをそっと目に当てると、とても気持ちがよかった。





「…桜、ごめん。隼人の事件のこと、涼子さんに話した。」



「え…?」



「ごめんなさい。私、どうして桜が腕を掴まれただけであそこまで怯えてたのかわからなくて…。ヒロトさんに無理に頼んだの。」



涼子さんの声はいつもみたいに覇気がなく、つらそうな声だった。





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