寂しがり屋には愛情を。

話は飛んだが西野くんたち絡みだと言うことは充分に伝わった。


「取りあえず行ってみましょう。場所はどこですか?」


「3階の端っこの空き教室です!!」



それを聞いて走り出すあたしと会長くん。


そこはいつもの放課後勉強会の会場だ。



恐らくってーか絶対にあの子たちが教室の破壊者だろう。


村上先生が一緒なのもちょっとよろしくない。

初めの時もそうだが、なにかと西野くんにいちゃもんつけてたからな。



学校内で器物損害に傷害事件となるとさらによろしくない。


停学あるいは最悪のケース退学なんてことに…。




「急がないと。」




< 124 / 258 >

この作品をシェア

pagetop