初めての恋の甘い誘惑~レンタル彼氏は学園王子~
偽物から始まった私達の関係を、本物だと思える日は来るの?
「杏奈…?どうした?
開いた口から魂が抜けてるぞ」
突然の柊の呼び掛けにハッとする。
「な。何よ、ちゃんと意識あるから」
「そうか?あり得ねぇアホヅラだったぞ。くくくっ」
「私はね、こう見えて色々悩み多き乙女なのよ。
まあ、まんま人間の柊には分からないわよ」
「まんま人間?」
「そうよ。見たまんま、思ったまんま、聞いたまんま」