初めての恋の甘い誘惑~レンタル彼氏は学園王子~
柊が顔を上げて由依を見る。
「私達、今から柏原工業との合コンに行くの。
時間がないから離して」
「……はあ?」
柊が由依を睨む。
由依も柊を真っ直ぐな目で見上げている。
「…合コン…?」
「そうよ!!早く離して」
柊は由依から目を離して私を見下ろした。
「マジで?」
眉を吊り上げたまま私に訊いてくる。
「あ、…うん。人数合わせだけどね」
妙な言い訳を付加して告げる。
「………行かせると…思う?」
……え、…あの……。