碧眼の天姫―刀の後継者
―ゴボゴボゴボ…
あの水の中にいるような浮遊感、音……
『目を覚ませ…美琴…』
何度もあたしを呼ぶ誰かの声…
『逃げてはならぬ…
お前は受け入れなければならぬのだ…』
声は言った……
逃げてはいけないと…
『…人間の業によりお前は生まれ変わった……』
あたしは一度死んだのだろうか…
『我は天姫ノ刀に宿る魂、天鬼。お前の半身ともいえよう…』
声はあたしの半身だという。肉体を共有する二つの魂がそこに存在していた。