碧眼の天姫―刀の後継者
「姫、白蓮家の当主が参られました」
「そう…。今行くわ」
平雅に返事を返し、雪白の頭を優しく撫でて、踵を返す。
白蓮家…………
天宮を管理する一族だ。
神に仕える天姫を管理するのは、神が人に抗わない為。
人が神を管理する為だ。
「おそらく、封印の命が下るのでしょう」
平雅の言葉に私は頷く。
「そうね…」
覚悟はしていた。
もう逃げられない。
なら私は…………
もう後悔しないように、私の大切な人達に何が出来るかを考えよう…