あたしだけの執事さま~お嬢様は鬼畜な執事がお好き~
「うっあ。また新しくダウンロードした?」

渚が、馬鹿にしたみたいな目で、言う。

「これで何時も起きてるし。本当、飽きないねぇ。」

「うっさい。んじゃ、行ってきますっ!」

あたしは、コーヒーを飲み干すと席を立った。


良いじゃんね~~?


執事さまLoveだって。


そう。


あたし。



自他共に認める、執事大好きなんだ。

こんな風に、ダウンロードしたボイスが沢山あるし。

本当、だからお嬢様にめっちゃ憧れちゃう。


あんな声で毎日起こされたい。


囁かれたい。


なんて、勿論。



そんなの夢の又夢。



あたし本当、普通だもん。


執事さまなんて、無関係…。



はぁ。


執事さま~~…。


夢でも良い。



あたしをこんな日常から、救い出して下さい。
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