見えない二人の距離

ズルズルと




それから何日かして、オレは美羽を振った。


まぁ、色々だるかったけど。



「あーあ、美羽ちゃんがそんな女だったとはなぁ~」


澪の話を思い出したオレは、別れた後に拓にその話をした。


あからさまにショックを受けたようにため息をつく。



「ウソつくなよ、知ってただろ?」


「ニヒヒッ!」



拓はなにも言わずに、悪魔みたいな笑顔を向けてきた。



まじ、嫌なやつ。



拓は顔が可愛いくせに、どこかひんまがった性格をしてる。


でもこれで、コイツはモテるから



美羽と知り合いの女にでも聞いたんだろ。






< 45 / 85 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop