あたしの秘密。

誰にも言えない過去。

「おはよー胡桃！」


「おはよー愛美」


「今日テストあるよー。
　胡桃わ、勉強してきたー？」


「してくると思う？」


「思いませーん」


「あははｗｗ」






こうやって毎日毎日朝がやってくる。

みんなが元気に登校してきて

元気に過ごしていく。



ホントわあたしもそんな元気で明るい

高校生活を送りたかった。



いや、でも周りからみたら

あたしは元気で明るいのかもしれない。



でも、心わアノ事件から

真っ黒な闇でつつまれたままだった。


これからさき、この責任を背負って

生きていかなければならないんだ。



絶対に忘れることわできないんだ。


いや、忘れてわいけないんだ。