お嬢様の秘密
「「わぁ!かわいい!!」」


私の部屋に着いた時、裃のカワイイ制服がきれいにかかっていた。


ブレザーは紺っぽいような黒色。


袖にフリルがついてる。


スカートは三段でフリル。


ミニ丈......。


今着てる制服がセーラーだから可愛いとは思うんだけど....。


こういうのなかなか着れない方....。


「さすがだね。でも私に似合わないよ....。」


「大丈夫だって!早速着てみよ!」


「うん....。」



10分後....。


「きゃあー!ユリすっごいかわいいじゃん!!」


「夏菜!すっごい似合ってる!!玲央はどう思う?」


「あぁ....。いんじゃね?」


そう言う玲央は少し顔が赤かった。


「玲央....。今熱い?桜井、少し部屋の温度下げてくれる?」


「わかりました。」


「ユリって相変わらず天然ね....。玲央も苦労するね……。」


「お前は何か思い違いしてないか?俺は...。」


夏菜と玲央に新展開??


怪しげな2人は放っておこう!


「ねぇ?裃って全寮制だったよね?部屋とかは説明を受けたけど....。」


「私は半分の荷物は持って行ってもらったよ。」


「そう言えば。夏菜の執事って何て名前?」


「梶原竜也。梶原家は代々私の家の執事だから。」


ぜんぜん知らなかった…。


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