お嬢様の秘密
「わぁ....すごい!」


家に入った私の第一声。


何かパーティー会場にいるみたい!


玄関にはシャンデリアも飾ってあるし....。





「お待ちしておりました。」


急に声がした。


振り返ってみると、そこには男の人がいた。


「どちら様でしょうか?」


と夏菜がきいた。


「私、執事の桜井理央と申します。」


と答えた。


「ねぇ?ユリ...すごいね!」


小声で夏菜が屋敷を褒めている。


「そうか?なんか外見そのままーって感じだけど」


いつの間にか2人が私の近くにいた。


「ねぇ?玲央ってさ...もっと感想とかないの?」


「夏菜の方が感想ないだろ」


珍しい...。


2人が言いあってるなんて初めてに近いんじゃないかな?


「今ここにいるのはローゼ様と、国松さん、ユリ様、玲央様、夏菜様ですね。では、今からお部屋に案内しますね。」


桜井さんはそう言うと、私たちを案内してくれた。



「ねえ夏菜?執事どうしって“さん”付なんだね。」


「そうだよ。」


なんか『もう知ってましたけど?』


とでも言いたげな口調......。


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