*永遠愛*
「悪い!!俺、財布忘れたみたいなんだ。ちょっと取りに帰っていい?」



車に乗り込んだ彼女に俺はいきなり問いかけた。



『全然いいですよ!!』




俺は来た道を引き返し自宅に向かった。




しかし、財布どこだっけなぁ…


思い出せない……





「財布さぁ…さっきから昨日どこに置いたかずっと考えてるんだけど思い出せないんだよね。ちょっと探すの時間かかるかもしれないし愛ちゃん部屋上がって待っててくんない?」




『はい!!』



彼女は満面の笑みで答えた。
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