モンスター学園 partⅠ
中に入ると
カラスはカーカー鳴くし
虫はウジャウジャいるし
木はザワザワするし
やっぱり恐怖的要素たっぷりだった
「リ、リオ…」
「あ?」
「手ぇ、繋いでいい?」
あたしがそういうとリオはしょうがねーなと言うような顔をして「ん」と手を差し出してきた。
あたしがその手を取るとギュッと強く握ってくれた。
リオの手って大きくて温かい。
「リオの手って安心する」
「そりゃどーも」
そんな風にそっけなく言ったつもりかもしれないけど、リオの耳は真っ赤に染まっていた。