love life
「へぇ、花って言うんだ♪かわいいね♪」

「俺のカミさん褒めてくれんのはありがたいんだけど、そろそろどっか行ったら?」

「マジ!?俺、邪魔だった!?」

「カナリ邪魔だな♪」



二人とも笑顔だけど怖い…。



「わかった♪じゃあまたな♪花♪」



そして男は…



チュッ



あたしのホッペにキスをした。



あたしと大和は一瞬の出来事に硬直。



男は足早に走り去って行った。



何!?



「おい、花。帰るぞ。」



大和の声が低い。



あまり聞かない大和の声…。



確実に怒ってる。



あたし達は微妙な雰囲気のままホテルに戻った。



「花、こっち。」



大和がベッドの上に座ってあたしを呼んだ。



大和の声は低いまま…。



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