執事の恋人~召しませ。お嬢様~
普段はテーブルマナーにうるさい斗希。


隣で食べる斗希は思いっきり、音を立てて、大口でパスタを旨そうに食べていた。



ガッついちゃって、私は思わず、笑みが零れる。



「どうした?」


「別に…執事としては食べ方があまりにも汚いから…」


「10年ぶりに食べる母さんのパスタだ。マナーなんていちいち、気にしてられない」


口調もタメだし、私と斗希の関係は昔の幼なじみの関係に戻っていた。


「・・・斗希も執事になったの?」


「兄貴や父さんから見れば、半人前だけど…一応、お嬢様専属の執事です」






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