執事の恋人~召しませ。お嬢様~
斗希が普段の言葉を喋るコトで執事とお嬢様の境界線がなくなっている。



「斗希…」


「春華…」



斗希は私の身体に手を伸ばす。


背中に手を廻して腕の中に引き込んでいく。


私の望んだ関係。


「私に夜伽を教えて…斗希」



私は斗希の肩に顎を乗せて耳元で囁く。



「春…華…!?」



「お願い…」



「ああ~」



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