ご主人様との甘い契約





 
「わたしの分まで、幸せになって・・・。」


美玲さんは消え入りそうな声で言った。


たぶん、これが本心なんだろう。



「はい。約束します。」



美鈴さんって、イイ人だったのかも。


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「美鈴が何て?」


翔貴が帰るなり問い詰めてきた。



「秘密。」



「なんだよ。」



なんか翔貴が面白い・・・。


怒ってないよね・・?




「早く飯作れよ。」




「は~い。」




こんな生活が、いつまで続くのかな?



もしかしたら、翔貴が他の人とまた婚約するかも知れないよね。




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