割れた砂時計


でも、2人きりになった時―――――





『亜実がいたら、シュート決まりそうってのは本当だよ。試合、応援きてくれよな



「えっ、あ、うん」


もちろん行くよ、応援するよ。


『本気だから。亜実が応援してくれるなら、俺、めっちゃがんばれるから!』


「うん!」


いつになく真剣な、俊の目だった。
いつも前を見据えるきれいな瞳。


『亜実、じゃあな!またメールする』



そう言って俊は部活に行った。


私が応援したら、がんばれる。
それは、どういうことなんだろう。


うれしい、ことなのかな?


< 21 / 142 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop