幼馴染みと幸せな日を

ある昼休みの話


成「あれ？アルお弁当じゃないの？」


成刄も或杜も普段はお弁当なのだ。


或「ああ。なんか今日から一週間、母さん旅行行って弁当作る人いないから。」


成「旅行？」


或「イタリアに。織杜ｵﾘﾄと一緒に。旅行ついでに親父のとこいくらしい。」


或杜の父親はイタリアに支社を立てたためそこにかれこれ１年間いっている


或杜の父親は社長なのだ


織杜は或杜の兄で18


大学生だ


成「オリ君も一緒に？」


或「親父が母さん一人じゃ心配だって言ってな。織杜は一週間位なら休んでも大丈夫だって言って付いてった。」


成「じゃあアル家に一人なの？」


或「ああ。」


或杜は料理ができない


成「ご飯どうするの？！」


或「コンビニかな」


成「体に悪いよー。あっそうだうちにおいでよ。」


或「いいのか？」


成「いいと思うよ！」


ブブブブ・・・


成刄の携帯が鳴る


成「お母さん？」


相手は成刄の母だったらしい


成《もしもしー？》


母《あっ成刄？実わねー或杜君家旅行にいってるのよー》