極道彼氏とお姫様
そこに姿を現したのは。

見舞いに来たのであろう、出雲 姫。

俺が一番苦手な人物。

「平瀬さんと佐田さんがこのようなことに巻き込まれて…。
本当に残念ですわ。
シンデレラはどうなるのでしょうか?
わたくしで良かったら…」

「それには及ばないわ、姫さん 。
わたしが代役を頼まれてるの」

そう。代役に俺らが頼んだのは…。

「璃玖様…」

何で、璃玖さんだけ様付けなんだ…?
それはいいとして。



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