金髪執事と1つ屋根の下








床に倒れたあたしの身体。




上に覆い被さるナイフを持った男。












「な……な…に」





「せっかくの高校生の女だ。楽しまないとな…」





「やだ……やめ…て……」





「死にたくなかったら抵抗するんじゃねぇぞ」









そう言って男はあたしの首筋に唇を這わす。












「やだ……嫌あぁぁぁ!!!!」












男は大声で叫ぶあたしの顔にナイフを突きつけた。






あたしは涙を流しながら男を見る。














「死にてぇのか?あ?」





「………………」













ゆっくりとあたしは唇を閉じた。










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