金髪執事と1つ屋根の下






「恋はね……先にアタックした方が勝つのよ!!!!」





「そっ…そうなの!?」








知らなかった。



先にアタックした方が勝ち。……隼人と両想いになれるんだ。




未来は肩にあるあたしの手を振り払いスゴいスピードでお弁当箱を片付け始めた。




どうしたの?










「未来?」





「藍も早くパン片付けて!!」










あたしのパンまでも片付け出す未来。



イキナリの行動に頭がついていかない。




次の授業までにはまだ時間はあるし……何でそんなに急いでるの?




固まりながら未来を見つめる。


すると未来はパンを片付けていた手を止めた。






< 187 / 246 >

この作品をシェア

pagetop